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鉄道は基本的に運賃収入で賄われています。
そんな中、効率良く稼ぐ黒字路線といえば皆さんはどこが思い浮かびますか?line_573562104115889
日本の顔「山手線」や3分間隔で走っている「東海道新幹線」らへんは想像がつくと思います。

そして少し詳しい人は3位が意外な路線だということも知っていますよね?
そう、「横浜線」です。

国鉄時代にはこの3路線だけが黒字で他は全て赤字だったという逸話が残っています。
横浜線よりも多くの人を運んでいる路線があるのに、横浜線の方が効率良く稼いでいるのです。

今回はそんな不思議な路線、横浜線についてまとめます。      line_573597797948011

横浜線とは?横浜を通らない!?

横浜線は東京都にある八王子駅から横浜の東神奈川駅までを結んでいる路線です。
また、沿線に多くの乗り換えをもつ「東京メガループ」の1つとして位置付けられていて、どこに行くにも多くて1回の乗り換えで済む点や、相模原駅に小田急、橋本駅にリニアなど今後も発展していく路線です。

また、終点の東神奈川駅は横浜駅の1駅手前で「横浜に行かない横浜線」と言われています…
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乗り換え駅の数が異常!?

横浜線は先ほど紹介した「東京メガループ」と位置付けられていて乗り換えが多いと話しましたが、実際どのくらいあるのでしょうか?
  • 八王子駅     JR中央線、JR八高線
  • 橋本駅         JR相模線、京王相模原線、(リニア)
  • 相模原駅     (小田急多摩線の延伸)
  • 町田駅         小田急江ノ島、小田原線
  • 長津田駅     東急田園調布線、子供の国線
  • 中山駅         横浜市営地下鉄グリーンライン
  • 新横浜駅     東海道新幹線、横浜市営地下鉄ブルーライン
  • 菊名駅         東急東横線
  • 東神奈川駅 JR京浜東北線
このように沢山の乗り換え駅を持つ横浜線。これを見て分かるのが、JRはほぼ両端で、通っているほとんどは私鉄です。
これが今回のキーになります。

効率良い稼ぎ方は「短距離を沢山」

乗り換えの路線が多いということは、やはり目的地にほぼ直行できます。
ここで気づいてほしいのは、乗り換えの駅までは横浜線を使うということ。

切符は距離が延びると1kmあたりの運賃は安くなります。しかし、裏を返せば距離が短い切符なら単価が高くなるということなんです。

つまり、ある駅から乗り換え駅まで、乗り換え駅から乗り換え駅までを利用して貰うとお客さんの数がそこまで多くなくても効率的に稼ぐことができるのです。

また、そのような役割から路線が止まった時の「振替輸送」の依頼が来やすく、万一そうなったときラッシュ時の混雑はすざましく、下手したら山手線よりも込みます。

そんなことから他の路線と比べて平日の日中も利用者が多く、全体で見ると山手線顔負けの利益を叩き出すのです。

横浜線の車両に関してはこちらの記事を。

という事で今回はこの辺で。